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宮古島市議会、令和2年度補正予算案や新型コロナ対策を承認

宮古島市議会では、令和2年度補正予算案が審議され、新型コロナ関連の支援施策も発表。議員からは予算の内訳や医療従事者への支援金増額を求める質問が寄せられた。
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令和2年第6回宮古島市議会が9月10日に開催され、様々な議案が審議された。

会議では主に、令和2年度一般会計補正予算や特別会計補正予算が中心議題となった。

特に、一般会計補正予算第5号に関しては、教育施策やCOVID-19対策に関わる情報が多数提案され、議員たちの質疑が行われた。

我如古三雄議員が「令和2年度一般会計補正予算の中で、特に地方特例交付金の数値に疑問を感じる。内訳の説明願いたい。」と発言した。

これに対し、総務部長の宮国高宣氏は「特例交付金は1,700万円余り、内訳の内情として、個人住民税減収補てん特例が1,216万5,000円、自動車税減収補填特例が1,016万円、軽自動車税減収補填特例が235万円に及ぶ。」と答えた。

また、下地律子福祉部長は「新型コロナウイルス感染症関連の支援金について、一律5万円をすべての医療従事者に支給する計画がある。この施策は国の基準に基づいて策定されている」と述べた。

高吉幸光議員は「教師力向上の研修がオンラインでの開催は可能ではないか」と問いかけ、教育部長の上地昭人氏は「リアルな接触が求められる研修なので、対面での実施を望んでおり、今後もその方向性で考えている。」と強調した。

また、議案第9号から10号にかけて、宮古島市が新たに持つ教育施策が具体的に説明され、「児童福祉施設や障害者福祉サービス事業者に向けた支援金が導入される」との見通しも示された。地域からの多くの意見を基にした施策であり、特にCOVID-19の影響を鑑みた新たなプロジェクトに期待が高まるところだ。

今回の会合ではコロナの影響を鑑みつつ、さまざまな財政的な処置や説明が行われた。

それに対する議員たちの関係声が盛り上がり、地域の声に耳を傾けた質疑応答が繰り広げられた。

議会開催日
議会名令和2年第6回宮古島市議会定例会
議事録
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