令和4年第7回宮古島市議会臨時会では、補正予算が審議された。
市長の座喜味一幸氏は、令和4年度宮古島市一般会計補正予算(第5号)を提案し、内容について説明した。この補正は、4億9,854万6,000円の増を含み、補正後の予算総額は397億6,449万8,000円となる。議長の上地廣敏氏は、提案理由の説明後、質疑に入るよう指示した。
質疑では、新里匠議員が、住民税非課税世帯に対する給付金について質問した。福祉部長の仲宗根美佐子氏が、非課税世帯に対する確認手続きや、家計急変世帯の申請方法について詳しく説明した。非課税世帯には確認書が送付され、申請は不要であることが強調された。また、家計急変世帯については本人からの申請が必要で内容も説明された。
給付の具体的な流れについても質問が続き、手続き後約3週間で給付が行われる見込みであることが明らかになった。確認書送付後の給付開始日は最も早くて12月中旬から下旬となるため、今後の周囲への周知が求められている。さらに、給付対象の基準として非課税世帯の食費、電気代等の支援が含まれるが、収入基準も具体的に述べられた。
また、他の議員からも周知方法や申請受付の期限、支給決定に関する質疑があり、その中で福祉部長は、広報や新聞を利用した周知が行われると述べた。議案第93号は最後に無事に原案通り可決された。これにより、宮古島市の市民支援策がさらに整」い、暮らしに役立てられることが期待される。