令和2年3月18日、宮古島市議会での一般質問が行われた。今回は、コロナウイルス対策や駐屯地に関する議論が注目を集めた。
上里樹議員は、コロナウイルスに関連して規則正しい生活を促し、免疫力を高めるための要望を積極的に発信した。加えて、国民健康保険税を滞納している方々への短期証発行の必要性を強調した。若宮元防衛副大臣の発言に対する市長の姿勢にも疑問を呈し、市民団体への説明責任を求めた。
また、宮古島駐屯地の弾薬庫について、市民への説明をしないまま進行している現状に対し、上里議員は市長への抗議を追及した。市長は、国や県に従っているとの立場を崩さなかったが、地元住民の不安を軽視する姿勢が問われた。この問題は特に、市民の安全と放置された弾薬庫の撤去要求に関する議論が続いている。
さらに、上野トロピカルフルーツパークについても言及され、基本設計が進行中であることが報告された。令和2年度には実施設計が完了し、令和3年度には工事がスタートする見込みである。市は、これに関連して観光資源の価値向上についての期待を高めている。
総合庁舎については、移転後の市民サービス向上を目指し、総合窓口の設置が提案された。市民は、ワンストップで各種手続きを行え、利便性向上が図られることから期待されている。また、マイナンバーカードの普及についても市の取り組みが説明され、利用促進の重要性が強調された。