令和元年第6回宮古島市議会臨時会が開催された。議長の佐久本洋介氏は、出席した22名の議員を前に、会議を開会することを報告した。
本日の議題は、会議録署名議員の指名、会期の設定、および2つの議案の審議である。特に注目されるのは、伊良部島小中一貫校のグラウンド整備工事請負契約についての議案第104号である。市長の下地敏彦氏は、安定した教育環境を整備するために必要な契約であると説明した。
質疑応答の時間では、島尻誠氏が入札参加者の無効理由について質問し、農林水産部長の松原清光氏は、業者の入札書に誤字があったため無効となったと回答した。
また、議案第105号に関しても質疑が行われ、工事の経費が増額となった理由が詳細に説明された。松原清光農林水産部長は、大型作業船の荒天避難に伴う曳航費について言及し、台風の影響が多くあったことを認識していると述べた。
その他、議案の質問が続く中、友利光徳氏は、伊良部島小中一貫校のグラウンド整備に関する詳細な工事内容について確認を求めた。教育部長の下地信男氏は、施工方法や材料について具体的な説明をした。
最終的に、議案第104号及び第105号について、会議規則に基づき、委員会付託を省略することが全会一致で承認された。両議案はその後、原案の通り可決され、会議は終了した。市議会は今後の工事の進捗状況に注目している。