令和6年3月12日、宮古島市議会で定例会が開かれ、各種補正予算が可決された。
議案は全6件で、全て原案通りに可決される運びとなった。特に一般会計補正予算は、農業振興や水道事業などの重要な施策が盛り込まれ、注目を集めた。
総務財政委員会の委員長、下地茜氏は、「農業振興費の負担金については新年度での予算確保を求める意見が寄せられた」と報告した。これにより、地域の農業支援が強化される可能性が示唆されている。
また、文教社会委員会の委員長、池城健氏も「国民健康保険事業特別会計補正予算は努めて基本的なサービスの向上を目指す」と述べ、医療関連の財政改善が期待されるとの見解を示した。
経済工務委員会委員長、狩俣勝成氏は、「公共下水道事業会計補正予算については、環境保護の観点からも重要な施策だ」と強調した。市民生活の質を向上させるための重要な判断とされている。
質疑応答は行われず、各議案ともに討論の声が上がらないまま可決された。このような迅速な議事進行は、議会の運営が円滑であることを示している。
最後に、平良敏夫議長は議会の運営に感謝し、本日可決された内容について整理の委任を確認のうえ散会した。今後、市が承認した補正予算がどのように活用されていくかが期待される。