令和4年11月25日、宮古島市議会臨時会が開催され、重要な議案が審議された。
議案には、12件が提案された。
特に注目されたのは、職員の給与改定に関する条例の改正案であった。市長の座喜味一幸氏は、計12件の議案について詳しく説明した。
議案第102号では、宮古島市の職員の給与について、令和4年沖縄県人事委員会の勧告に基づき改正が提案された。今回の改正により、給与のベースアップが図られ、平均的に月額921円程度の増加が見込まれる。
また、関連する議案第103号では、特別職の職員に対しても同様の扱いが求められている。これに対し、議員たちの間での質疑も活発に行われ、久貝美奈子氏は会計年度任用職員に対する考慮がないことを指摘した。
また、議案第104号については、議員報酬に関する改正も提案され、こちらも沖縄県の判断に基づいて引き上げる形となる。さらに、他市のとの比較で費用弁償がない市もあることが話題になった。
このような流れの中で、議案の全てが異議なく可決され、臨時会はスムーズに進んだ。特に、給与に関する改正に注目が集まっており、職員のモチベーション向上と市民へのサービス向上に寄与することが期待されている。