令和3年第2回宮古島市議会定例会が開かれた。
午前10時から始まった本会議では24名全員が出席し、議案の審議が行われた。
議案第3号から第11号までの9件が一括して議題に上り、各委員長から審査結果が報告された。
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特に予算関係については、令和2年度宮古島市一般会計補正予算(第8号)が可決され、議案第8号の再生可能エネルギー運営事業特別会計補正予算(第1号)も原案通り承認された。
また、国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についても主に討論なく可決され、介護保険関連の条例改正案が続いて提出される形となった。
座喜味一幸市長が提出した追加議案に関しては、令和2年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)が1,171万円の増であり、全体の歳入歳出が64億758万円となる見通しが説明された。
この補正案の提出に際して、生活環境部長の垣花和彦氏は追加の理由を、県からの通知が遅れたことと職員の指導不足を挙げた。
質疑応答では、過去の経験から今後の改善策についても焦点が当たった。
さらに、介護関連の条例については国の省令の改正に基づくものであり、国からの通知の遅れが指摘された。
下地律子福祉部長は、法改正に伴う対応が遅れた事情を説明し、今後のスムーズな対応を誓った。
最終的に、すべての議案は異議なしで可決され、議会の運営において一層の透明性が求められた。