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宮古島市、第3回定例会で多様な議題を論じる

下地茜議員などが文化財保護や医療体制、教育問題について意見を述べる中、地域課題が浮き彫りに。
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令和5年第3回宮古島市議会定例会の一般質問が6月26日に行われ、各議員が様々な問題を提起した。特に文化財保護に関し、下地茜議員は保良クバクンダイ鍾乳洞の学術調査の結果について質問し、文化財としての価値が高いとの答弁を受けた。生涯学習部長の天久珠江氏は、文化財指定に向けて今年9月ごろを目指すと述べ、地域の人々とも連携を図る意向を示した。

次に、八重干瀬の国定公園指定への取り組みに関する質問では、下地茜議員が同地域の調査結果に触れ、サンゴ礁の状態について評価を与えつつ、さらなる保全策を要望した。市の対応として、今後の実施計画や地域住民に対する周知徹底を進めるとのことだ。また、教育行政に関連し、待機児童や保留児童の実情についても議論され、認可保育施設への入所希望者の意向が考慮されているとの説明を受けた。

一方、医療行政では、伊良部地区の医療体制に関する懸念が示され、福祉部長の松堂英彦氏は医師確保の重要性について述べた。特に、伊良部の医療現場にいたるおくが警戒されているため、国や県との連携が鍵となると認識されている。

また、バリアフリーについての質問で、台風時の避難所の整備についても言及され、実際に如何にして地域の安全が強化されるかの方針が問われた。さらに、宮古島市の公文書管理に関する議論も交わされ、文化財としての重要性やその維持に向けたことが改めて強調された。

総じて、今回の一般質問では市の多岐にわたる施策や地域課題に対して多くの意見が交わされ、またその中で市長が進める計画や意思が確認される場となった。市民の声を反映しつつ、地域の発展を図るために必要な施策が一層求められている。特に教育、医療、公共施設の確保に力を入れ、関係機関との連携を深化させること、また地域の特性に応じた施策展開の重要性が改めて感じられた。

議会開催日
議会名令和5年6月宮古島市議会定例会
議事録
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