久米島町議会は、令和3年1月27日午後2時11分に開会された臨時会で、今年度の一般会計補正予算などを審議した。
本日の会議録は、全議員出席の下、議長の玉城安雄氏が進行した。最初に行われた日程第1では、赤嶺秀徳議員と宇江原総清議員が会議録署名議員として指名された。続いて、日程第2の会期の決定が行われ、本臨時会は1日のみと定められた。
続く日程第3では、令和2年度一般会計補正予算(第7号)が提案され、桃原秀雄副町長がその概要を説明した。補正予算は、歳入歳出それぞれ2,187万1千円の追加を含み、総額は98億2,766万6千円となる。特に、新型コロナウイルスワクチン接種に関連する経費として、国庫支出金が計上されていることが注目された。
新型コロナウイルスワクチンの接種状況に関して、新垣幸子議員が質問を行った。福祉課長の上原あゆみ氏は、ワクチンの効果は重症化を予防することにあると述べ、副反応に対する救済措置についても説明した。このやり取りから、ワクチン接種に対する議員の関心と市民の健康への配慮が伺われる。
また、日程第4では、議決内容の一部変更が行われ、令和2年度儀間1号線整備工事請負契約に関する契約金額も見直された。特に契約金が加算された理由は、工事範囲の延長によるものである。この点についても、議会内での活発な意見交換があった。
最後に、専決処分の報告が行われ、仲里公園整備工事に関する契約金額の変更についても議論が交わされた。これにより、町の施設整備の状況が明らかになり、議員の安全対策への意識の高さも示された。
全ての議案が無事可決され、会議は午後2時35分に閉会となった。議員たちは、住民の安全と健康を守るための施策や予算を適切に審議する重要性を再確認した。