令和3年10月26日、石垣市議会臨時会が開催され、重要な議案を取り上げた。
議長の平良秀之氏が開会の挨拶を行った後、会議録署名議員の指名が行われ、長浜信夫氏と砥板芳行氏が選ばれた。
続いて、会期が本日1日間と決定した。
報告の中では、専決処分の報告が行われ、川平子育て支援施設新築工事および石垣小学校校舎新増改築工事に関する契約金額の変更が説明された。市長の中山義隆氏は、設計変更に伴い契約金額が増加した理由を述べた。特に、川平子育て支援施設では約324万円の変更があった。
次いで、同じく石垣小学校の校舎新増改築工事についても報告され、工期の延長による契約金額の変更が必要であるとした。質疑応答では、内原英聡氏からの質問に対し、専決処分の法的根拠や変更理由について詳しい説明があり、総務部長の翁長致純氏が応じた。
さらに、令和3年度石垣市一般会計補正予算(第5号)や、石垣小学校校舎の工事請負契約に関する議案も一括で審議され、特に補正予算は新型コロナウイルス対応のための交付金に基づくものであり、歳入歳出にそれぞれ9009万円を追加する内容である。
また、議員からの声が上がる中、海底火山噴火による漂流漂着軽石に関する意見書が提出され、政府に対しての早急な対応を求める内容で可決された。この議案は、軽石の影響で漁業や観光業に深刻な影響を与えているとの具体的な事例も報告された。