令和元年第4回石垣市議会の定例会が6月28日に開催され、様々な重要な問題が取り上げられた。特に一般質問では、道路整備に関して多くの発言が集まった。建設部長の安里行雄氏は、カキナマ線の拡幅工事や宮良小学校のプール問題についての進捗を報告した。
石垣 亨議員は、特に道路整備計画や大雨時の道路冠水問題を指摘し、他機関との連携が必要であると主張した。これに対し、安里部長は、県道と市道を接続する排水路の整備について再検討する意向を示した。議員は、過去の大雨による影響を例に挙げ、冠水対策を強化すべきであると訴えた。
また、白保リゾートホテルの建設についても言及され、ホテルが間もなく計画の変更を行うことが確認された。この変更には、環境風景計画への影響が懸念されている。建設部長は、変更計画が提出される際には、正式な手続きを経る必要があると強調した。
さらに、保育士の処遇改善に関する質疑も行われ、福祉部こども未来局長の南風野哲彦氏が、保育士の給与改善についての現状を説明した。待機児童解消のための施策が講じられるなか、保育士確保に向けた処遇改善の必要性が再確認された。処遇改善に関する調査も進行中であり、早急な結果が期待されている。
また、拉致問題に関する取り組みについても議論があり、市民保健部長の野底由紀子氏は、拉致問題が人権侵害として厳粛に受け止められていることを強調した。日本国民の拉致問題に対して、自治体としても啓発活動を通じ協力が進められている。