令和2年第11回石垣市議会臨時会が10月26日、開会した。
本日の議事では、議案第74号から第78号まで五つの工事請負契約が審議され、全ての議案が同意された。
特に、議案第74号の新川市営住宅建替工事(建築1工区)は、契約金額約6億3,000万円の大規模プロジェクトであり、契約相手は株式会社肥後工務店・八重山興業株式会社特定建設工事共同企業体である。
この工事請負契約は必要な法的手続きを経て、すでに 委員会による慎重審査の結果、適切と認められた。市長の中山義隆氏も、経済回復を背景に、この工事の必要性を強調した。その中で、建設業者への均等な発注も忘れずにしていく方針を示した。
また、議案第75号の新川市営住宅建替工事(建築2工区)や、議案第76号・第77号についても、いずれも整然とした審議を経て承認された。
さらに、議案第78号の川平子育て支援施設新築工事は、経済民生委員会によって同意され、契約金額は約3億3,000万円となっている。契約先である有限会社黒島組もその内容に関して、詳細な説明を行った。
このように、石垣市の様々な公共事業の承認が行われ、今後の進行が期待されている。議会では、各掛け合いにおいて、入札関係の問題や市内建設業者の対応についての議論も交わされた。今後、住民としては、これらの工事が地域の発展に寄与することを期待したい。
加えて、コロナウイルス対策に関しても、市長から市民への注意喚起があり、感染拡大防止の努力が求められている。さらに、経済活動の維持を図りながらも、感染対策を徹底する必要性が示された。
この臨時会における議事は正常に進行し、議決した内容の整理については、議長に委任されることとなった。