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石垣市、ゼロからの一般会計補正69億円を可決

石垣市議会が令和2年度一般会計補正予算を通過、歳入約428億円に。新型コロナ対応経費も盛り込まれる。
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令和3年第2回石垣市定例会が3月1日午前10時より開催された。

本日の議事では、まず最初に議案の一部訂正について、市長の中山義隆氏から説明があった。議案第7号、令和2年度石垣都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)における訂正内容は地方債の補正である。

市議会はこの訂正案を承認した。

続いて、議案第3号の令和2年度石垣市一般会計補正予算が審議された。この補正による歳入は、財産収入の増額や寄附金の計上を含む。歳出では新型コロナワクチン接種に関する事業のために6,400万円が追加される見込みで、委員会は適切な判断と認めて原案通りに可決した。

さらに、石垣市会計年度任用職員の給与に関する条例の改正についても話し合われた。これは、フルタイム職員との均衡を図るため、期末手当の算出基準を改める内容である。委員会はこの改正も適切と認識した。

また、石垣市の行政組織条例も改正され、「農林水産部」を「農林水産商工部」に改める。そして議案第29号の訴えの提起に関しては、土地貸付料未払いの問題が扱われ、上訴や和解を含めた対策が講じられることになった。

さらに、国民健康保険税に関する条例や介護保険事業における補正予算も議論され、承認されることとなった。特に注目すべきは、コロナ禍に対応した健康保険税条例の改正であり、納税者にとっての軽減措置が強化される。

会議の終盤では、工事請負契約に関する議案が一括議題にかけられた。八重山生乳加工施設新築工事の契約が承認される一方、伊野田南地区の畑地造成工事に関する契約内容の一部変更も承認された。

市長は、今後の人口増や少子高齢化に対応するため、結婚支援事業を更に周知し活用を促進する意向を示した。議事はおおむね順調に進み、各議案は滞りなく可決され、散会は午前11時12分となった。

議会開催日
議会名令和3年第2回石垣市議会(定例会)
議事録
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