令和4年第7回石垣市議会定例会が10月17日に終了した。会議では、各種議案が審議された。
まず、重要な議題として、令和4年度の石垣市一般会計補正予算が挙げられた。この予算案は歳入歳出それぞれ15億3,102万9,000円を追加し、総額を353億4,629万7,000円とするものだ。この内容には、地方交付税の増額や、国庫支出金の確定に伴う返還金の計上に関する詳細が含まれ、議会からの慎重な審査を経て可決された。
次に、石垣市職員の給与に関する条例が一部改正され、駐車料金の給与天引きが可能になるなど、住民生活に密接に関わる内容が議論された。特に、今回の改正は市役所新庁舎職員駐車場の料金を職員の給与から控除することに重きを置いている。
また、議会では、石垣市まちづくり支援条例の改正案も可決された。この改正は、市民が寄附をしてまちづくりを促進するための取り組みをより柔軟にするものであり、地域の魅力を引き出すことが期待されている。
会議ではさらに、石垣市放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の改正も行われ、今後の健全育成に寄与するための方策が模索された。複数の議案が一括して審議され、総務財政委員会委員長からの報告により可決された。