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石垣市議会が水産行政、医療体制を含む重要案件を議論する

令和元年第4回石垣市議会では水産行政や医療体制、消防団の充実など多岐にわたる案件が取り上げられた。
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令和元年第4回石垣市議会の一般質問が行われ、水産行政や医療体制、消防団の強化など、多岐にわたる議案が取り上げられた。特に水産行政では、登野城漁港の防風柵設置予定が報告され、具体的な事業概要と進捗状況が確認された。農林水産部長の山田善博氏は、「今年度は防風柵の設置工事を計画している」と述べ、地域の漁業環境の向上に期待を寄せた。

文化行政では、古代人骨の発掘とその活用について重要性が指摘された。教育部長の天久朝市氏は、「白保竿根田原人の遺骨は文化的意義が高く、今後も研究を進める」と強調。その保存状態や活用方法に関しては、多くの市民の注目を集めた。

また、消防団の充実・強化についても多くの議員から質問が寄せられた。特に、消防団員の現状や入団促進策は大きな課題となっているようだ。消防長の大濵安久氏は、「全体の充足率が条例定数100名に対し82名であり、女性団員の参加促進も必要」と言及した。

医療行政についての議論は、市民にとっても重要なテーマとなった。若者の花谷史郎氏は、「夜間診療所の再開について、具体的な進展が見られない」と怒りをあらわにした。その上で市長が再開の必要性を認識しているとしつつも、行動には移されていない点を指摘。

さらに、カンムリワシの環境保護についても議論され、住民参加の重要性が語られた。議員たちは、地域の生態系を守りながら、住民の意見も積極的に取り入れた計画を担当部局に求めている。

このように、市議会では多くの議題が取り上げられ、それぞれの課題解決に向けた意見交換が行われ、地域の未来を懸けた重要な議論が繰り広げられた。特に水産業や医療問題、消防団の充実は市民生活に直結する重要なテーマであり、それに対する全市の取り組みが求められている。市長の中山義隆氏も、必要な施策への対応を約束しているが、具体的な実行が求められるところである。

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議会名令和元年第4回石垣市議会
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