令和5年第8回石垣市議会臨時会が10月12日に開会した。
今回の臨時会では、廃棄物処理条例の改正や補正予算が議題に上がった。
特に、廃棄物処理に関する条例改正は重要な論点となる。
市長の中山義隆氏は、条例案の提案理由について説明を行った。
廃棄物処理の適正化を図るため、手数料の見直しを行う必要性があると述べた。
高騰する原材料価格に伴い、特に粗大ごみの処理手数料を見直すとのことだ。
新たに適正処理が困難な物の手数料を定めることが盛り込まれている。
施行日は令和5年12月1日とされている。
また、議案第65号では一般会計補正予算に関する説明もあった。
歳入歳出にそれぞれ4,632万1,000円を追加し、総額を386億2,312万6,000円とすることが提案された。
歳入面では、使用料や手数料の増額が見込まれる。
歳出面では、衛生費や農林水産業費、土木費の増額が計画されている。
議案に関しては、議会運営委員会の答申に従い、質疑を省略することが決定された。
今後、それぞれの常任委員会へ付託されることとなる。
会期は本日から明日までの2日間と定められた。
出席議員は全てこの会議に参加し、重要な論議が行われた。
次回の再開は明日午前10時とし、議事が進められる予定である。