令和3年第10回石垣市議会定例会が12月14日に開催された。
会議では、さまざまな議題についての一般質問が行われ、参加議員からの意見が活発に交わされた。
特に印象的だったのは、「学校給食でパンが食べたい」という声があります。この問題は、栄養面からの観点でも重要とされており、石垣市の学校給食にはまだパンが提供されていないことから、早期の対応が求められています。食生活の多様性が子供たちの健康に直結するため、実現が期待されるコメントが寄せられました。
次に、新庁舎開庁後の周辺整備の必要性も焦点に上がりました。「新庁舎の供用開始に合わせた駐車場整備は、今後の交通渋滞の緩和にも寄与する」との見解がありました。そして、公園の長寿命化計画についても、地域住民からの期待が高いことが強調されました。特に真栄里公園の施設修繕については、改善が望まれており、計画的な整備が進められる見込みだとされています。ただし、予算の確保が課題であるとのことです。
さらに、軽石対策への取り組みも言及されました。本市でも、軽石が漂着し問題が多発しているため、地元漁業者を支援するための施策が重要視されています。また、有害鳥獣被害対策について、狩猟者研修センター(仮称)の設立状況も報告され、来年度には建設を進める意向が示されました。
このように、石垣市では市民の安全と生活向上のため、さまざまな施策が計画・実施されています。議会では、行政の迅速な対応が期待されていますが、それには予算の確保も不可欠であるとされています。今後、これらの施策がどのように実現していくのか、注視されるところです。