令和4年第4回石垣市議会定例会が6月6日に開会。議員が忙しい中で出席し、議事が進められた。
まずは、会議録署名議員指名と会期決定を行う。会期は本日から6月20日までの15日間とすることが決定された。市長の中山義隆氏は、最初の報告として令和3年度一般会計予算の繰越計算書に関する報告を行った。これには、繰越明許費や事故繰越しに関する内容が含まれ、議会に報告される。報告の内容に対する質疑は特に無かった。
次に、人権擁護委員の推薦について複数の案件が提案され、全て無意義に認められた。中山市長は、新任を含む人権擁護委員候補者の推薦について説明し、再任者も含まれている事を強調した。また、監査委員の選任に関しても説明され、こちらも同意が得られた。
中山市長は次に、複数の議案について説明。特に令和4年度石垣市一般会計補正予算(第2号)の追加分として、歳入歳出それぞれ約8億9,423万円を含む内容を述べ、物価高騰の影響を緩和する方策に言及した。これには、新型コロナウイルス感染症関連の施策も含まれており、具体的な支出項目も説明された。
議案規定の一部改正や新設事業についても詳細が説明され、特に福祉事務所や介護保険に関連する条例改正も行われた。議案第54号においては、新たに高規格救急自動車の取得が提案され、契約金額も示された。
会議の最後は、テレビ難聴の解消に関する陳情が付託され、本日予定の議事はすべて終了した。次回は6月13日午前10時に再開される予定である。