令和5年第5回石垣市議会臨時会が開催された。
議題としては、再議に付された工事請負契約に関する2件が主な内容であった。市長の中山義隆氏は、去る定例会での議決が地方自治法第117条に反することを認め、今回の再議に臨んだことを説明した。
会長を務める我喜屋隆次氏は、議員の意見を求め、出席議員からは異議がない意見が多く寄せられた。特に、議案第38号に関しては、石垣市旧庁舎の解体工事がテーマであり、再議の結果、原案が可決された。これに続き、平成27年議案第112号の登野城小学校校舎新増改築工事についても同様に、可決された。
その後、花谷史郎氏が再発防止のための方針について質疑した。議長は、議会運営委員会の提案を受け、情報の共有について言及。個々の議員が自らの関係を把握する必要性を強調し、適切な議事運営の徹底を誓った。この臨時会での一連の流れが、今後の議会の運営にどのように影響を与えるか、注目を集めている。
本日の会期は1日のみで終了し、次回の農業委員会選任へ向けた準備が進められる。議長は改めて全議員に細心の注意を求め、今後の運営に気を引き締めることを伝えた。