令和元年12月11日、石垣市議会は第6回定例会を開催。
ここでは、重要な一般質問が行われた。
質問者の友寄 永三君は、以下の主要な議題を取り上げた。
まずは、介護認定者数とその費用推移についての質問からスタート。
福祉部長、大浜方信氏は、「平成30年度における要介護認定者数は、1,718人であり、過去とほぼ同様の水準を示している。」と述べた。具体的には費用面についても言及し、支援度別に分けられた要介護者数を示し、費用の推移についても言及した。
次に、公文書公開請求の状況が取り上げられ、総務部長、知念永一郎氏は、最近の請求件数推移を説明。
平成30年度では、65件の請求があり、その中身についても具体的に明かし、請求数の増加傾向が見えた。
さらに、友寄氏は路上寝込みの現状とその対策に関する質問を行い、大浜部長は具体的な対策案や、その成果について触れた。「過去数年と比較し、改善傾向にあるものの、依然として課題は残っている」と強調した。
国歌「君が代」の生徒へのアンケート実施については、教育部長の天久朝市氏が、来年の卒業式に向けた取り組みについて述べた。
そして、自治基本条例ワーキングチームについて、友寄氏からの質問に対し、企画政策課長は「市民の意思を反映した、住民投票制度には慎重な検討が必要である」と答えた。
続いて我喜屋 隆次君が質問し、石垣市行政組織条例の改正に関する議題で、産業振興部の新設とその意義を解説した。
また、消防本部の体制にも触れ、救急隊の業務に関する質問を行い、消防長の大濵安久氏は、急患搬送などのプロセスを具体的に説明した。
最後に、八重山会館設置について、今後の進捗状況や、補助金の活用についても議論。
今回の議会では、石垣市の多様な問題が浮き彫りになり、市民生活に直結した重要なテーマが議論された。