令和3年第2回石垣市議会が開催され、市民生活や地域福祉等に関する様々な問題が議論される中、多くの市民が注目した。
特に、米盛初恵議員は一般質問を通じて、新たな観光資源としての水族館構想や国立自然史博物館について質問を行った。環境省が提言した国立自然史博物館が石垣市に設置されるべきだとの意見も出され、誘致活動に向けた取り組みが必要であると強調された。
また、地域福祉に関する質問では、ひとり親家庭の子どもへの支援策や児童虐待防止対策の進捗が求められ、様々な施策が実行されていることが報告された。特に、夏休み期間中の居場所づくりや学習支援についての取組が進められている。
さらに、男女共同参画に関する議論では、2020年度のSDGsを活用した取組についての質問が出され、市長のマニフェストに対する熱い思いも披露された。田中翔子氏は、男女共同参画の実現に向けての意識改革が必要であると訴え、また、市長の意見も求められた。
新型コロナウイルス対策においては、沖縄県の方針に基づくワクチン接種の優先を受ける医療従事者の状況が説明され、医療の現場での確認体制が求められた。特に、無症状の感染者が多く存在することを踏まえ、さらにテレワークの推進が重要であることが強調された。