令和6年第3回石垣市議会が開会し、市長の出張については頻繁であるとの声が市民から上がっている。市長は、1年間で計41回の出張を行い、うち111日が公務のために費やされた。出張費用は約400万円に上り、観光業や地域経済に与える影響にも懸念が示されている。特に、同行した出張の内容については、祝賀会や交流事業、さらには商議会など様々な事情が絡む。市長の出張は必要不可欠であるが、出張ごとの合理性を問う意見が多く寄せられた。
石垣島大BBQまつりについても議論された。過去に開催されたこのイベントは、2,258万6,084円の費用がかかり、入場者はチケット販売を通じて2,097名が計上された。しかし、前日までに完売しなかった463人が参加せず、当日介入媒体で救済されたとの指摘も受けている。
学校のトイレ洋式化については、今後、全体の100%の洋式化を目指すも、現在は61%が洋式になっており、8月末までには全校舎の改修工事を完了させる見込みが報告された。この改修作業は地域教育の質を向上させるために重要であり、今後も地域の声を大切にしながら進めていく姿勢が求められる。
さらに、アピアランスケア支援事業が導入される可能性が示唆された。この施策は、がん患者の外見の問題に対する助成を通じて、社会生活への参加を促進するものである。市は他の自治体の事例を参考にし、早期の導入に向けて検討を重ねていく意向を示した。
最終的に、県道87号と交通安全対策についても言及された。現在、関係機関と連携を強化し、安全な通行を確保するための施策が必要であるとの認識が確認され、実地調査とさらなる対応策が考慮されている。市民の安全を守るための努力が引き続き必要である。