令和4年第1回宜野座村議会臨時会が1月19日に開会された。 議長の石川幹也氏は会議の開始を宣言し、議題に入った。
最初に行われたのは、会議録署名議員の指名と会期の決定である。
山内昌慶議員と當眞嗣則議員が署名議員に選ばれ、会期は本日中の1日間とすることが全員の異議なく決定された。
次に、令和3年度宜野座村一般会計補正予算(第8号)が議題に上がった。
村長の當眞淳氏が具体的な内容について説明を行った。
この補正予算は、予算総額が90億7,954万4,000円から94億124万8,000円への変更を含み、歳入歳出それぞれ3億2,170万4,000円の追加が行われる。
歳入面では、道路メンテナンス事業費補助金が1億4,620万円、住民非課税世帯に対する臨時特別給付金補助金1億1,530万円などが増額される一方、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金が950万4,000円の減額を受けている。
歳出面でも、橋りょう補修事業に1億8,275万円が追加され、住民非課税世帯に対する臨時特別給付金事業に1億1,530万円が充当される。
このように、具体的な数字を挙げながら説明がなされたことに対し、議会内からは理解を深めるための質疑が続けられた。
質疑に応じた城間真総務課長は、非課税世帯の中での高齢者の割合については、現在のところ把握していないとし、確認後に報告する意向を示した。
また、予算の執行について、平田嗣義議員が債務負担行為に関する見解を求めた際には、年度内の執行を怠らず準備を整えることに努める旨が回答された。
その後、議案第1号は委員会への付託を省略する形で、原案のとおり可決された。
最後に、議長は条項や数字の整理を議長に委任することについても異議なしと認め、本日の会議は全日程を終了した。
会議は午前10時23分に閉会された。