令和4年12月の津山市議会定例会が開会した。議長の津本辰己氏が開会の挨拶を行い、出席議員は全員であることが確認された。
最初の議題は、「会議録署名議員の指名について」で、竹内 靖人議員と西野 修平議員が選出された。続いて、会期の決定に関する議題に移行し、本定例会の会期を本日から12月20日までの23日間とすることが無異議で決定された。
次に、議案第33号から第50号までの18件が一括上程された。議長が現在閉会中の継続審査となっている議案について説明を求めた。総務文教委員会の金田 稔久議員が登壇し、令和3年度津山市一般会計歳入歳出決算の審査結果を報告した。地域づくり応援事業の成果と課題について問いかけがあり、当局からは、各地域での自主的な取り組みが進んでいることが述べられた。
続いて厚生委員会の西野 修平議員が登壇し、令和3年度の会計決算における質疑の状況を詳細に報告した。特に、こども保健部の施策に関する質疑が行われ、支給された子育て世帯生活支援金の使われ方についての説明があった。事業効果もあったとのことである。
その後、全常任委員長の報告を受け、質疑に入った。各委員から積極的な意見が出され、令和3年度の決算案は原案通り認定されることが多かったが、反対意見も存在した。特に、マイナンバー制度に関連する経費に関して懸念が示され、「個人情報の漏えいやプライバシーの侵害」が問題視された。
その後、議案第54号から第80号までの提案也行われ、市長の谷口 圭三氏が出席してその理由を説明。予算案に関する意義と内容が確認され、特に新型コロナウイルス対策に対する支出について言及があった。
このように、津山市議会定例会では多くの重要な議題が取り上げられ、議員たちは熱心に議論を交わした。今後の動向に注目が集まる。