令和元年6月24日の津山市議会定例会で、教育、環境保護、有害鳥獣対策が重点的に討論された。特に、久米山の重要性が強調され、市の豊かな自然と文化を生かす施策が求められた。
権限を持つ市長は、地域の歴史を守りながら、久米山を含む地域資源の活用を強調した。昨年度までの計画に基づき、久米山を多様なレクリエーションや教育の場として活用する考えが示された。市民からの期待も高く、久米山の未来についての明確なビジョンが求められている。
また、教育におけるICT導入状況が報告され、小・中学校の教室にタブレットや電子黒板が整備されつつある。学校教育部長は、全ての児童が平等にICTを利用できる環境を整備することの重要性を訴えた。しかし、特別支援学級へのICT導入については未だ計画が具体化しておらず、今後の進展が期待される。
さらに、有害鳥獣対策では、捕獲頭数は横ばいである一方、狩猟者減少が問題視された。狩猟免許所持者が高齢化する中で、若い世代を対象にした狩猟者育成プログラムの必要性が強調された。
ジビエ利活用の観点からも、国や地方自治体との連携を強め、捕獲した動物を有効に活用する体制が求められている。他の自治体で既に行われている成功事例も参考にし、地域の農業や観光資源としての新たな可能性が広がっている。