令和3年12月9日に津山市議会は、定例会第5日目を迎えた。
議会では27名の議員が出席し、「議案質疑・一般質問が行われた。
村田隆男議員は、生活に密着した公園や教育施設について安全管理の重要性を強調し、特に幼稚園等の遊具の管理点検体制について詳しい回答を求めた。
市のこども保健部長、飯田早苗氏は、専門業者による点検を実施していることを説明した。
また、村田議員は環境美化活動に関するポイント制度の提案も行い、地域の住民や企業がボランティア活動に参加しやすくする方向性を示した。
市長の谷口圭三氏は、市民の環境美化活動に対する感謝の意を表し、地域の清掃活動を阻止する制度を支持する姿勢を示した。
議論はさらにサイクリングツーリズムや下水道事業の進捗状況に向かって進行し、竹内邦彦議員の質問では、教育行政と教職員の配置状況、下水道整備の進捗状況が議題に上がった。
竹内議員は、学校の弾力化や統廃合の見通しについても尋ね、行政の責任ある対応を求めた。
最後に、秋久憲司議員が津山市八策の進捗状況に対する評価を求めた際、市長は着手率88%を示し、更なる取組が求められることを強調したが、具体的な成果の説明が不足しているとの意見も聞かれた。
今後も、議会では市民の声を反映した議論が継続されることが予想される。
市としても、それに対する丁寧な対応が求められている。