令和3年12月21日、津山市議会が開催され、複数の重要議案が審議された。
今回は、令和3年度の一般会計補正予算(第6次)案が中心議題となった。
これには、コロナ禍での影響を受けた地域コミュニティ支援や人件費の調整が含まれ、全体で25件の議案が一括審議された。
総務文教委員長の松本義隆氏は、補正予算の説明を行い、「人件費調整と地域事業補助金の減額を含む必要性を認め、全員一致で可決」と述べた。
また、厚生委員会でも同様の議案が提示され、健康関連の予算増加が賛成多数で可決された。この結果、多様な市民サービスが期待されている。
次に、議案第61号にて令和3年度津山市一般会計補正予算(第7次)の上程が行われた。
市長の谷口圭三氏は、「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金や臨時特別給付金支給事業を実施する上で、必要な予算を組む」と提案し、承認される運びとなった。
議案は賛成全員で可決され、これにより予算総額は520億円を超えた。
これらの結果は今後の市政運営に大きな影響を与えるものとなる。市民生活向上への期待が寄せられている。
最後に、公平委員会委員の選任についての議案が審議され、上原尚子氏が新たに委員に選任された。市長は、「彼女の豊富な行政経験が委員会にとって必要である」と述べ、議会の同意を求めた。
議会はこれに対し異議なしで可決した。