令和元年12月17日、津山市議会は定例会を開催した。
この日の議事の中で、重要な議案として「津山市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例」が上程され、議会活性化調査特別委員会の委員長、松本義隆議員が提案理由を説明した。
松本議員は、議会の資源を適切に利用するため、政務活動費を月額5万8,000円から5万円に減額する方針が決定されたと説明した。この予算改正は、厳しい財政状況を踏まえたもので、各部局でも支出を上限内に抑える必要がある中での措置であると述べた。
続いて、議案第45号から第77号までの33件に関する請願の報告が行われ、特に請願第2号から4号について賛成意見が示された。請願第2号では、介護従事者の特定最賃の新設が要求され、全会一致で採択された。また、第3号の看護師に関する請願も採択された。
一方、教育委員会委員の任命が行われ、長江真理子氏の後任として、福見弘氏が任命された。市長の谷口圭三氏は、福見氏の教育分野での経験と識見を評価し、同議会から同意を求めた。
この他、公平委員会委員の選任においても、元市職員である國藤義隆氏の選任が決定された。
総じて、本日の定例会では、重要な条例改正と委員選任が行われ、津山市の財政再建とともに、議会の活性化に向けた意欲が示された。議会は引き続き、市民の信頼に応えるべく努力する意向を表明して閉会した。