令和4年12月20日、津山市議会が開催された。議会の主な議題として、個人情報保護に関する条例や補正予算案、教育委員会委員の任命が焦点となった。
最初に上程された議案会第3号「津山市議会の個人情報の保護に関する条例」は、津山市議会が個人情報を適正に取り扱うための新たなルールを定めるものであった。提案者の秋久憲司議員は「国の法律改正を受け、議会独自の条例を制定する必要がある」と提案理由を述べた。その結果、議案は無事可決され、個人情報の適正な取扱いに向けた体制の整備が進むこととなった。
続いて、議案第81号の令和4年度津山市一般会計補正予算(第9次)が上程された。桑村功士副市長は、国の補正予算に伴うもので、特に子育て支援を目的とした予算措置が講じられることを説明した。この補正により出産や子育てに関する相談支援を強化し、安定した経済支援を直ちに行うことが目指されている。議案は賛成多数で可決され、津山市の子育て支援の充実が期待されている。
また、議案第82号では、津山市教育委員会委員の任命が扱われ、光岡宏文氏が再任されることが決定した。光岡氏は長年にわたり教育活動に貢献してきた実績が評価され、今後の教育政策にますます期待がかかる。
議案の議決結果から見ると、いずれの議案も賛成多数での可決という安定した支持を受けており、市民の声を反映した政策推進が求められている。議長の挨拶で議会が閉会され、多くの議員が1か月を超える審議を無事終了したことを喜ばしいと感じていた。