令和3年6月津山市議会定例会が、6月7日午前11時に開会した。
議長の津本辰己氏は、全員出席の28名に感謝の意を表した。
続いて行われた議事日程には、議席の変更や会議録署名議員の指名、会期の決定といった重要案件が含まれていた。
最初の議題として「議席の変更について」が取り上げられ、議席一覧表による変更が異議なく承認された。
続いて、「会議録署名議員の指名について」では、高橋寿治議員と村上祐二議員が選任された。
「会期の決定について」において、議長は会期を23日間に設定し、本日から6月29日までとすることを提案した。出席者は異議なくこれを承認した。
また、議案第2号「令和3年度津山市一般会計補正予算(第2次)」の説明が行われ、谷口圭三市長は新型コロナウイルス感染症対策に重点を置いた補正予算を述べた。具体的には、歳入として国庫支出金3億1,253万円が増額されることが強調された。
歳出に関しては、非接触決済の導入など総務費に79万円、教育費に500万円増額することが報告された。
さらに、商工費には3億7,943万円が計上され、地域経済の活性化を図る内容が盛り込まれているという。
条例議案の中では、津山市手数料条例と心身障害者医療費給付条例の一部改正についても提案された。これにより、マイナンバーカード再交付手数料の見直しが示唆され、受給資格の判定も更新される見込みである。
最後に議案第6号「工事請負契約について」では、地域高速通信施設の光ファイバー化工事に関する契約の締結について議会の議決が求められた。
本日は運営予定に従い、散会となった。