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津山市議会、議員定数を28名から25名に削減

津山市議会は議員定数を28名から25名に削減する条例を可決し、松本議員への辞職勧告決議も可決。
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令和4年3月23日、津山市議会において第6回定例会が開催され、議員定数の見直しや議員辞職勧告が議題となった。この日は、津山市議会議員定数条例の一部改正が提案され、議論が交わされた。現在の28名から25名に削減する内容だが、意見は分かれる。議運特別委員会において、約20回にわたる議論の結果、金田稔久議員は「議員定数削減が適正であると考え、この条例案を提案した」と述べると共に、地域合意の形成が進んでいることを強調した。これに対し、多数の議員から反対の声が上がり、特に三浦ひらく議員は「市民の意見が集約できる数を維持した上で議論を深めるべき」と主張した。最終的には賛成多数で可決された。

議案会第13号についても激しい論議が展開され、松本義隆議員の辞職勧告決議が提案された。河本英敏議員は「議会としての信頼を失墜させたのは非常に遺憾」と批判し、教育長が市長の意向で特定の手続きに関与することを避けるため、今後の対応に関して厳しい意見が投げかけられた。結果として、議会の権威と信頼を維持するために必要な措置として、この議案も可決された。

提案された令和4年度の一般会計予算に関しては、通常の予算に加えて新型コロナウイルス対策が重要なテーマとなった。市長は「市民が誇りを持てる津山市を目指す」と述べ、議会の協力を求めた。今回の予算案は賛成多数で承認され、特に市職員の給与改定案についても、コロナ禍での市職員の尽力を鑑み、削減率は少なくないものの、その必要性についても議論された。

市長及び副市長の給与に関する条例が改正され、引き続き地道に市民サービス向上に努める旨が報告されたことから、津山市は次のステージに向けた準備を整えている。議會終了後、市長は「住民に寄り添った議会運営を続けていく」と誓いを新たにした。議会での熱い議論は市政にどのように影響を与えるか、引き続き注視されることになりそうだ。

議会開催日
議会名令和4年3月津山市議会定例会
議事録
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