令和4年9月9日、津山市議会は定例会を開き、議案質疑や一般質問が行われた。議会では市長や議員が様々な議題について意見を交わした。特に議案質疑では、複数の議員が市の施策について具体的な質問をし、情報公開や住民参加の重要性が強調された。また、コロナ対策や地域振興に関する施策についても再確認がなされた。
津山におけるコロナ対策に関する議論は続き、関係者からは、物価高と経済状況への懸念が寄せられた。市長は、生活困窮者への支援を拡充する必要性について認識を示す一方で、制約のある財源の中での対応を求められている。
一方、公共交通の維持についても重要な課題として取り上げられた。津山圏域のローカル線問題についての議論が行われ、地域の市民生活に与える影響や、他自治体との連携が求められている。特に国や県と協力し、利用者の回復策が必要であるとされ、鉄道の重要性が再確認された。
また、公共施設の利用についての意見も多く、市内公民館の運営や市営プールの必要性に関する議論もなされた。特に市営プールの運営方針について、地元の意見を反映させることが求められている。このように、津山市の施策に関しては様々な意見が出されており、その中で市民の期待や不安が複雑に絡み合っていることがうかがえた。
最後に、議会において市長は、今後の施策に対する期待と信頼を得るため、透明性のある運営を心がける方針を示した。市民との対話や意見交換の場を設けることが改めて強調され、行政と市民の信頼関係がより重要であることが示された。