令和4年12月21日、真庭市議会は第5回定例会の会議を開催し、様々な議案を議決した。
主要な案件には、岡山県中部環境施設組合議会議員の推薦や真庭市議会の個人情報保護に関する条例の制定が含まれた。委員長報告で柴田正志議員は、「真庭市個人情報保護法施行条例の制定について、開示請求に関わる手数料は無料」と説明した。
議案第70号において、真庭市職員の定年に関する条例改正も可決された。この改正により、職員の定年が段階的に引き上げられ、令和13年度以降は65歳となる見込みだ。様々な質問に対し、執行部は「再任用制度を見直し、60歳以降の職員に対しても新制度を導入する」と回答した。
さらに、議案第71号では職員給与条例について改正がなされ、勤務環境の整備や人材確保の観点から人事院勧告に基づく改定が行われた。また、協議の中で金銭面だけでなく、労働環境の改善も必要との意見が出た。
また、発議第6号から発議第9号までの新たな条例の制定や改正も議決された。これらは主に市民の生活や情報管理に関連する内容で、市議会からの提案に基づき規則が改正される形で進められた。特に、白梅寮の移転を求める意見書の提出は、地域の教育環境改善に寄与するものであると強調された。
この日の会議を通じて、議員たちは市民サービスの向上を目的とした真庭市全体の施策の強化を目指した。また、継続調査や今後の市民への説明責任に関する意見も交わされ、議会の透明性を高めることが求められている。