令和4年3月24日、真庭市議会が開催され、議事日程の中には副市長の選任や高速バス運行再開に関する要望書の提出が含まれていた。
特に注目されたのは、議案第44号に関する副市長の選任である。市長の太田昇氏が伊藤敦哉氏の選任を提案し、議員たちから高い評価を受けた。太田市長は、「伊藤氏は豊富な経験を有し、真庭のまちづくりに活躍いただくことを期待している」と述べ、議会の同意を求めた。
議案は全会一致で可決され、伊藤敦哉氏が新たに副市長に就任する流れとなった。新副市長は挨拶の中で、真庭市の発展に尽力する意向を強く示した。
次に議案第45号、固定資産評価員の選任についても同様に審議され、こちらもスムーズに可決された。
また、高速バス運行再開を求める発議第2号も議題にあがった。大月説子氏が、「新見三次線及び中国新見大阪梅田線の運行を早期に再開する要望書を提出すべき」と提案し、利便性の向上を訴えた。この提案も全会一致で承認された。
一方、市長の挨拶では、ブレインストーミングの重要性が強調された。ウクライナ侵攻に関する国際情勢や、共生社会実現に向けた真庭市の動きが紹介され、市への意見集約を促す場面も見られた。
さらに、各委員会からの報告も行われ、特に市民の利便性向上や地域活性化に向けた施策に関して熱い議論が行われたことが印象的である。
議会は、終始有意義なディスカッションが交わされ、市政発展への強い意欲が感じられた。全ての議案が原案通り可決され、今後の真庭市政に期待が高まる会議となった。