令和4年9月の真庭市議会では、公共施設管理計画など多くの重要議題が取り上げられた。
その中で、公共施設等総合管理計画に関する進捗が注目される。伊藤義則議員がこの計画について碇を求めた。
市長は、公共施設の老朽化と人口減少による予算の圧迫を考慮し、今後の施設管理について議論を重ねる意向を示した。現在の進捗率は約5.7%であるものの、今後の公共施設の統廃合や利用縮小を進めなければならない現実がある。市長は「市民にとっての重要なサービス維持を図りたい」と訴えながら、透明性を重視した進め方を約束した。
また、農業支援についても言及され、特に燃料や飼料の高騰に悩む農家をサポートする必要性が強調された。市長は、国や県の施策も視野に入れつつ、真庭市としてできるだけの支援を行う方針を示した。具体的には、堆肥利用の推進や農産物のブランド化が提案されており、これにより農業の収益向上を図る考えだ。