令和5年12月12日、真庭市議会において第6回定例会が開催された。
会議では、一般質問から始まり、真庭市の国民健康保険税条例の一部改正や、令和5年度一般会計補正予算に関する議案が提案された。特に、国民健康保険税の改正案は、子育て世帯の経済的負担軽減が目的とされており、市長の太田昇氏がその意義について説明を行った。
委員会に付託される予定の中では、真庭市職員給与条例の一部改正、さらには都市公園条例の改正、道路の認定、観光文化発信拠点施設の指定管理者指定など、多数の議案が議題に挙がった。
また、議員からの質問では、脱炭素社会への取り組みや地域医療の人材育成などが焦点となり、西田文子議員が質問。太田市長は、地域資源を活用した持続可能な取り組みや環境に優しいエネルギーの自給を目指した方針を示した。特に、地域特有の資源を最大限に活用し、農林業などの振興に寄与する計画を述べた。
さらに、真庭市には、地域で支え合う組織づくりに力を入れる必要性があるとの意見が交わされ、議会では地域の高齢者に向けた生活支援コーディネーターの役割強化や、生きがいや社会参加の場を増やすことが重要視されていることが強調された。また、地域共生社会実現を目的としたいくつかの活動も紹介され、今後の方向性についての議論が行われた。
議会の流れの中で、真庭市の産業振興や地域おこしといった具体的な施策についても触れられ、次回の定例会では具体的な議論がさらに進むことが期待される。