令和4年6月9日、真庭市議会は第2回定例会の公開討論を行い、5件の重要議案を可決した。
議案では、特に令和4年度の一般会計補正予算について、2件が審議された。議案第52号と53号については、いずれも討論は無く、全会一致で可決された。これにより、真庭市の予算執行が決定され、市の財政状況が改善される見込みだ。
また、総務常任委員会の柴田正志委員長が、動産の買入れについて詳細を報告した。消防ポンプ自動車の更新が議案第46号として提案され、必要性と契約金額が明確にされ議会で承認を受けた。
さらに、請願に関しても重要な内容が多数挙がった。柴田委員長は、「地方財政の充実・強化に関する意見書の提出について」明らかにし、コロナ対策を含めた財政検討の重要性が強調された。
教職員定数改善及び義務教育費国庫負担率引き上げに係る意見書も採択され、教育環境の充実が求められた。この結果により、地方教育の実情を考慮した新たな施策を国に提案し、国の関係機関に対して意見書が提出されることとなる。
議会の閉会時には、太田昇市長が今後の市政運営における期待と課題に言及した。特に観光振興や防災対策に関する施策が述べられ、地域の活性化に向けた具体的な取り組みが求められた。ストレートには、「市民の皆様にも、自らの身を守る準備を求めたい」とのメッセージが伝えられた。