令和5年鏡野町議会の5月会議が開催された。
本会議では令和5年度鏡野町一般会計補正予算(第1号)が審議され、可決された。
こちらの補正は、新型コロナウイルス感染症や原油価格の高騰対策として計上されたものである。
山崎親男町長は、「住民税非課税世帯や低所得の子育て世帯に特別給付金を支給する必要がある」と説明した。
今回の補正予算には、国庫支出金7420万円が盛り込まれ、歳入歳出の総額は124億2780万円に達する。
補正予算の背景には、コロナ禍や物価高騰による住民の困難があることが強調されている。
さらに、議会は通常は休会の期間であるが、緊急案件のため特例として開催された。
この決定にあたっては議会運営委員長の岸泰廣氏が報告した。
また、町長による行政報告では、社会情勢にも触れられた。
特に新型コロナウイルスが5類に引き下げられ、感染症対策の指針も変更される中で、今後の取り組みが重要であることが指摘された。
本会議における審議はスムーズに進行し、特に質疑はなかった。
議長の原章倫氏は、議論を省略し、採決に直ちに移行することを確認した。
採決の結果、議第43号補正予算案は原案通り可決され、議会は次回の定例会へと進むことになった。
次回定例日は令和5年6月5日に開催される予定である。