令和元年6月3日、鏡野町議会の会議が開催された。
この会議では、繰越計算書や水道事業予算繰越報告など、重要な議案が上程された。特に、平成30年度鏡野町繰越明許費繰越計算書については、総額4億2,695万円の繰越額があり、昨年からの影響も見受けられるという。
また、鏡野町水道事業会計予算繰越報告では、7月豪雨による災害復旧事業に関連して、予算が一部繰越となったことが説明された。山崎親男町長は、報告書を通じて新たな支出が地域に与える影響について強調した。
議会では、代表的な条例の制定および改正に関する議案も提起された。鏡野町森林づくり基金条例の制定は、森林環境税などに基づいて行われる必要がある。また、廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部改正も行われる見込みで、一般廃棄物の減量化が目的である。
この他、一般会計の補正予算も提案され、歳入歳出合計で118億3,500万円となったことも言及された。特に、森林環境譲与税や国庫支出金などが重要な要素として挙げられ、今後の財政運営に影響を与える可能性がある。
また、議会では建設に関わる重要な契約も審議され、鏡野町富総合福祉センターをはじめとする改修工事が行われる予定である。これにより、地域の公共施設が整備され、サービス向上が期待される。
最終的に、議会は広範な議案を審議し、次回の会議で質疑応答が行われる予定である。議長は会議の進行を確認し、次回は6月5日に再開されることを告知した。町の発展に寄与するための重要な議論がなされている。