令和2年6月3日、鏡野町議会が開催され、新型コロナウイルス感染症対策を含む重要な議案が審議される。
山崎親男町長は、感染症拡大の懸念を表しながらも、現状の状況を報告した。また、町内の小中学校の対応についても説明し、夏休みの授業調整が不要であることを確認した。
議会の約23日間の会期が設定され、議題は主に13件の採決が控えている。特に、鏡野町職員特殊勤務手当支給条例など、職員に関連する給与面の改正が注目されている。
議第38号では職員の特殊勤務手当の改正が提案された。これは新型コロナウイルスによる状況を受けたもので、金額の調整が行われる予定である。職員の待遇については特に重要であり、今後の審議が待たれるところである。
次に、議第40号から議第45号までの条例改正についても一括して審議が行われる。これには介護保険や国民健康保険に関連する規定も含まれており、特に新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からの改正が求められている。
また、財産の取得に関する議題としては、未来奥津コンバインの購入なども検討される。これは、農業の振興といった地域振興に寄与することが期待されており、特に関与の深い事業である。
議会の審議は多岐にわたり、各議案の詳細な報告が行われる中、今後の対応策が重要視されている。議会上程された全ての議案について、慎重かつ活発な議論が交わされることが求められている。何より新型コロナウイルスへの対応が、今後の地域づくりに大き影響を与える可能性が高い。
以上の議案については、次回の会議で更なる質疑が予定されている。3つの補正予算案は、歳入歳出の増額が図られるとのことであり、特にコロナ対応が中心だ。議会は、これらの議案を通じて町民の生活を守るための方策が講じられる見込みである。