令和5年6月13日、鏡野町議会では、児童クラブの民間委託や風力発電事業についての質問が行われた。
最初に、放課後児童クラブの民間委託に関する質問があった。藤田照子議員は、令和4年9月の提案に対する議会の修正案の背景や、児童クラブ民間委託に関する保護者の誤解について指摘した。町長の山崎親男氏は、保護者への説明不足を認識し、今後は説明会を継続的に開催する意向を示した。さらに、民間委託の運営は子どもたちへの影響が大きいため、運営企業の選定について慎重さが求められることを強調した。
次に、風力発電事業についての質問も続いた。花房尚議員は、地元住民説明会で出た反対意見や自然環境への影響を懸念し、町長もその重要性を理解していると述べた。辖下からのフィードバックを通じて、適切な対応と調整を進める必要があるとの意見が相次いだ。
さらに、給食費の無償化についての質問がなされた。町長は国の動向を注視しつつ、給食費の助成について検討を続ける考えを示した。
最後に、仲西祐一議員が窓口業務の効率化についての質問を投げかけ、窓口業務における技術的な改善策を提案した。町長は自主防災組織の取り組みについても述べ、町としての役割を強調した。
この議会における情報の透明性が求められており、今後の対応次第では町への信頼に影響を及ぼす可能性がある。特に、風力発電事業の進捗に関して、地元住民への説明が重要視される。