令和5年12月21日、鏡野町議会は最終日の会議を開催した。
この日の議題には、鏡野町国民健康保険税条例の一部改正や、議会ハラスメント防止条例の制定があった。
町長の山崎親男氏は、保険税の減額措置について提案を行った。
この改正の背景には、地方税法施行令の改正があり、国民健康保険税に新たな減額措置が導入されるとのこと。
山崎町長は「市民負担の軽減を図るためしっかりと取り組む」と述べた。
さらに、議会から提出されたハラスメント防止条例の制定が賛成多数で可決された。
この条例は、議員間のハラスメントを防ぐためのものであり、鈴木大介氏を含む3名の議員が提出者として名を連ねた。
鈴木氏は「互いの人格を尊重し合う環境を構築することが必要である」と強調した。
補正予算については、多くの議案が賛成多数で可決された。議第94号は、令和5年度の一般会計補正予算で、主に中学生向けの夢づくり事業が含まれている。
この事業について、賛否が激しく分かれ、報告によれば、参加は自由であり、家庭での決定を尊重するとされている。
会議は議長の挨拶で締めくくられ、次回の定例会が3月に予定されていることが告知された。
議会は、議員定数の見直しや報酬についても慎重に検討を行う姿勢を示し、議会の機能向上につなげることを誓った。