令和3年11月2日に鏡野町議会が開催され、重要な議題が議論された。
本会議では、町長の山崎親男氏が専決処分の報告を行った。これは、町内において中学校のスクールバスが事故を起こし、相手の車両に損害を与えた件に関するものだ。具体的には、飛石によってフロントガラスが破損したため、損害賠償額を86,020円と決定した。
さらに、津山圏域消防組合議会の議員補欠選挙が行われ、岸泰廣氏が当選した。この選挙は、議会で定められた手続きに従い、議長による指名推選の形式で行われた。議長は異議なく岸氏を選出し、当選を報告した。
また、米価下落による農業者支援を求める決議案が提出され、全会一致で可決された。発議者の山本秀久氏は、感染症の影響で米の需要が減少している現状を説明し、早急な救済支援策を求めた。議員たちもこの決議を強く支持し、農業者への支援を急ぐ必要があることを訴えた。
会議は午前11時30分に開かれ、すべての議題が無事に終了した。議長は本会議の休会を告げ、次回定例日は12月3日であると案内した。議会の運営や今後の対応が注目されており、町民の期待に応えるための迅速な行動が求められる。