令和5年6月7日、鏡野町議会は、重要な請願事項を議題に会議を開催した。千葉真子氏の発言を交えながら、「教職員定数改善と義務教育費国庫負担率引き上げに向けた意見書を採択することを強く求める」との声が上がった。
特に、花房尚議員が提案した請願第1号では、教職員の定数改善を訴え中学校・高校における35人学級の実現を目的としている。また、働き方改革や教員の配置基準見直しについても言及した。
次に、藤田照子議員からの請願第2号の紹介が行われた。「再審法の改正について無実の人を救済するための制度見直しが必要であり、国の関係機関に意見書を提出するよう求める」と述べた。特に、再審制度の透明性向上と迅速な救済の必要性が強調された。
続いて、山本秀久議員は請願第3号に関して、森林環境譲与税の見直しが森林整備推進に不可欠であることを強調。地方自治体への財源配分の重点化を訴えた。特に、森林面積の配分に関して「森林が広い地域への配分強化が求められる」と指摘した。
会議では、総務課長の松本博巳氏が「ホームページのリニューアルについて、債務負担行為補正として予算が計上されている」と説明。更に、工事請負契約の締結や財産取得に関する議案も審議され、早急な決定が求められた。
最終的に議会はこれらの請願を所轄の各常任委員会に付託することが決定され、今後の審査が期待される。議会は地域の声を反映し、今後も積極的に議論を重ねる方針である。