令和3年3月3日、鏡野町議会での会議が開催され、多くの議題が審議された。特に注目を浴びたのは、補正予算の審議と人権問題に関する議題である。
最初に令和2年度の鏡野町一般会計補正予算が提出され、新型コロナウイルス対策に関連する予算案が示された。町長の山崎親男氏がこの補正予算案の目的を確認し、国が支援したワクチン接種体制の整備にかかわるものであると強調した。
次に、国民健康保険特別会計補正予算が議題に上がり、これもやはり新型コロナウイルスに関連した支出が含まれている。具体的には、医療機関に対する感染拡大防止等支援事業費が示された。
また、議案には令和3年度の一般会計・各特別会計・各事業会計予算についての詳細も挙げられ、今後の町の経営について意義深い討論が行われた。議員たちがそれぞれの観点から意見を述べ合い、特に新年度予算の使途については活発な質疑が見られた。
特に、人権擁護に関する議題では、関連する委員の推薦が討議された。委員として推薦された4名には、広く社会の実情に精通した人材が選ばれた。町の長である山崎氏は、彼らの能力を高く評価し、推薦をお願いした。
加えて、櫻井邦紘氏の議員辞職が取り上げられ、地域社会に貢献した彼の活動に対し、感謝の意が示された。議会の構成員たちは、彼の辞職を惜しむ声を多くあげ、その功績を称えた。
最後に、鏡野町議会は計12件の議案を一括して採決し、全ての議案が原案の通り可決された。議会の閉会に際し、山崎町長は町民に向け感謝の意を表し、今後の町政発展に寄与してほしいとの呼びかけをした。