令和元年6月18日、鏡野町議会の6月会議が開かれた。
本日の議題では、議会運営委員長から報告と共に、議第42号令和元年度一般会計補正予算の委員会付託替えが協議された。「私たちは議会運営委員会で慎重に議論を行った」と、光吉準議会運営委員長は意見を述べた。
議会運営委員会は、学校給食民間委託に関する予算について、文教厚生常任委員会への付託の妥当性を議論した。義務として委員会通知がされずに勉強会を実施したことは、手続き上の問題であったと指摘され、他の委員会への付託が提案された。
質疑においては、全ての議員がこの件に対しての発言をしなかった。これに対して、原章倫議員は反対討論を行い、文教厚生常任委員会の本来の責任を強調した。「委員会は責任を持って審議するべきである」との意見があった。これに対し、中西省吾議員は賛成討論を行い、議会運営基準に従った適切な手続が重要であると述べた。
結果として議第42号は起立少数で否決された。「この審査が適切でないという状況は確認された」と沖田清明議長が指摘し、議会の運営の重要性が再認識された。
鏡野町議会は委員会の機能強化に向けた取り組みが問われる結果となった。本会議は午前9時23分に散会し、全日程を終了した。議会運営における透明性や公平性の確保が今後の課題として浮上している。