令和元年6月第3回赤磐市議会定例会では、砂川固定堰や日本遺産、災害時の自助・共助、公共交通の今後に関する話題が取り上げられた。
特に砂川固定堰については、地元水利関係者の意向に基づいた改築が求められる中、過去の意見では固定堰の設置形状や効果について懸念が示された。市長の言葉によれば、地域の理解を得るための協議も並行して進行中とのことである。
日本遺産については、桃太郎伝説に関連して、岡山、倉敷、総社、赤磐市の4市が協力し、観光資源を活かす取り組みが進められている。特に、今年度は観光PRのための動画やパンフレットが制作される予定だ。また、協議会が結成され、地域の文化や歴史を広めるための活動が行われている。
災害時の自助・共助についても多くの関心が寄せられた。赤磐市の自発的な防災組織がまだ43%しか形成されていない現状に対し、目標として75%を掲げる必要があるとの指摘もあった。その背景には、地域を支えるための活動の強化が求められている。
さらに公共交通の面では、ライドシェアや相乗りタクシーの導入について、今後も研究が続けられるとのことで、市民の交通便の向上が期待されている。
最後に、住民のための安心、安全を第一に考え、名誉ある赤磐市の発展を図るために、決意を新たにした定例会となった。
これからの進展に期待である。