令和6年3月、第1回赤磐市議会定例会では、さまざまな議題が議論されている中で、市長及び教育長が重要課題について発言した。
最初に、赤磐警察署の誘致について友実市長は、県警への要望を続けていると述べた。しかし、具体的な進展は見られず、市民の期待に応えるための行動が求められる。
次に、最終処分地の調整状況については、地元の同意が得られていないとのこと。市長は環境アセスメントを再度行う必要があると認めた。市民からは処分地の必要性に疑問が呈されており、対応が急がれる。
さらに、近代農業の展開について、市長は水稲を中心とした農業を守りつつ、新たな志向のでする農業を支援する計画を強調した。特に、大規模な農業経営の必要性を訴えた。
企業誘致については、市長は山陽インターの利便性を活用し、適切な都市計画の策定が進められていると説明した。実際に企業誘致活動が進行中であるとの報告もあり、今後の動向が期待される。
道の駅に関しては、スケジュールが明確でないとする声もあるが、市長は都市計画を整えた後にそれを進めると説明した。市としても市民に必要性を理解してもらう努力が求められそうだ。
教育長は公民館活動における問題を認めつつ、地域活動の重要性を強調。特に、トイレ改修についての要望が届いていることを明らかにし、順次改善を図る考えを示した。また、地域伝統の継承問題について、市全体で進めていく旨を確認した。
赤磐市の今後の展望は、これまでの進展と市民のニーズにしっかりと応える政策の実施に依存している。対話と現場主義を掲げる市長の手腕が、今後どのように実を結ぶのか注目されている。