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赤磐市議会、臨時職員賃金問題と人権対応を議論

赤磐市議会で臨時職員採用賃金の不適正さや懲戒処分の透明性が問われ、市長は人権侵害の解決に向けた姿勢を示した。
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令和2年3月第1回赤磐市議会定例会が開催された。議会では、教育委員会における問題や懲戒処分の内容が主に取り上げられた。特に、臨時職員の賃金についての質疑が多く、原田素代議員はその不適正さを指摘した。市長の友實武則氏は、教育委員会の決定した給与について、厚生労働省の賃金構造基本統計調査を根拠に適正であるとし、問題の経緯に関する詳細な答弁は避けた。

原田議員は、賃金決定の経緯や、当該職員の懲戒処分について尋ね、大変不適切であるとの意見を示した。さらに、懲戒を受けた職員が現場で同様の業務を続けている状態に強い疑問を投げかけた。市長はこの件に関して、教育委員会の運営は継続されているとの認識を示したが、原田議員は具体的な人事の考慮がなされていないと指摘した。

水道事業に関してもやりとりが行われ、水道事業のコンセッションに関する懸念が表明された。田中議員は、赤磐市において民間企業が運営参入するのは難しいのではないかと、見解を問うた。市長は体制の検討を続ける意向を示したが、現時点では具体的な方向性は不透明だった。

最後に、原田議員の人権に関する質疑が続き、市長は従来通りの対応を維持すると明言した。市長は、今後人権に対する取り組みを継続し、必要に応じて具体的な対応策を検討していくとして閉会となった。

議会開催日
議会名令和2年3月第1回赤磐市議会定例会
議事録
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