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赤磐市議会、国保税軽減や医療費無料化を討議

赤磐市議会は国保税の均等割廃止や子供の医療費を18歳まで無料化する議論を行った。市長は、医療体制の充実に向けた努力を表明した。
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令和3年6月4日、赤磐市議会において、重要な議題が挙げられた。特に、教育、医療、公共交通にかかわる施策について議論が交わされた。

まず、国保税の均等割廃止について。鼻岡 美保議員は、赤磐市の国保税の負担が高いことに言及した。現在、均等割が導入されており、子供に対する均等割の負担は重く、18歳までの完全免除が求められている。市側は、平等割の廃止についても検討が必要との認識を示しているものの、財源確保などが課題だと述べた。

続いて子供の医療費についての議論も行われた。鼻岡議員は、高校生に対する医療費負担の軽減を訴えた。高校生は現在、1割負担となっているが、完全無料化を求める声が高まっている。市の指示により、医療費助成制度は運用されているものの、さらに充実させるべきと提言があった。

熊山、佐伯北診療所の有床化に関する要求も取り上げられた。熊山・佐伯診療所は現状では入院施設がなく、市民の医療ニーズに応えられない実情がある。友實市長は、医師確保が最も重要であるとし、引き続き努力していくことを表明した。

桜が丘ショッピングセンター跡地に児童館を設ける案も議論に上った。再開発が行われるべきとの強い意見が出ており、地域住民の利便性を考慮した施設の建設が必要との認識が示された。市長は、地域住民の意見を反映させていくことを強調し、権利者との協議の継続を約束した。

公共交通に関しては、利用促進策が問われた。議員は、サービス向上のためにアクセスしやすい施設の設置や、バス停の機能を改善することが必要だと訴えた。市側は、既存サービスの向上や新たな取り組みを進める方針を示した。

最後に、大口浩志議員は、過疎地域の支援にかかわる新たな取り組みを求め、特に医療体制の強化を訴えた。

議会開催日
議会名令和3年6月第4回赤磐市議会定例会
議事録
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